DTFプリンターを選ぶとき、まず一番に着目すべきは生産力です。
DTFプリンターの生産力は、「速度」と「印刷サイズ」によって決まります。
基本的にそれらは本体の大きさと比例して性能が上がり、本体サイズごとに「大規模生産向き」「中規模生産向き」「小規模生産向き」の3つに大別されます。
大・中規模と小規模生産向きプリンターでは、必要な周辺機器も異なりますので、自社のビジネス規模に合ったものを購入しましょう。
DTFプリンターの印刷速度はモデルによって異なります。
ざっくりとですが1日30枚未満、30~50枚、50枚以上の3段階に分けられると思ってください。
印刷するアイテムのサイズや、一度に印刷できる量もプリンター選択の重要な要素です。
大きなサイズや複数アイテムを同時に印刷する必要がある場合は、それに対応できる機種が必要です。
高い生産量を必要とする場合、プリンターは長時間連続稼働することになります。
そのため、信頼性が高く、メンテナンスが容易な機種を選ぶことが重要です。
生産量が多いほど、インクやメンテナンスなどのランニングコストも重要になります。
コスト効率の良い機種を選ぶことで、長期的な運用コストを抑えることができます。
もちろん小規模用のDTFプリンターの方がイニシャルコスト、ランニングコスト共に安くなりますが、時間と手間は段違いです。
現在の生産量に合わせてプリンターを選ぶ一方で、将来的に生産量が増加する可能性も考慮に入れると良いでしょう。
当サイトでは、欲しい規模ごとに国内保守サポートが付いたおすすめのDTFプリンターを紹介していますので、ぜひチェックしてください。
DTFプリンターメーカーや販売店は10社以上存在するので、「各メーカーの生産量を比較するのは手間…」という場合は、複数のメーカーを比較できる販売店やメーカー兼販売店で製品探しを行うのが時間短縮になります。
当サイトで推奨しているのは「メーカー兼販売店」です。メーカーが持つ技術力、販売店が持つ比較できるという良さやサポート対応力を兼ね備えているためです。
DTFプリンターのメーカー兼販売店は2024年1月時点で、国内に3社あります。
以下に、各社の取り扱いメーカー数を調査しましたので、参考にしてください。
ユーロポート
(取扱DTFプリンター4社)

自社製品以外にMimaki、ローランドDG、理想科学工業(RISO)の全4社のDTFプリンターを取り扱っています。
パイオテック
(取扱DTFプリンター2社)

自社のDTFプリンター以外に、MimakiのDTFプリンターを取り扱っています。
イメージ・マジック
(取扱DTFプリンター1社)

ガーメントプリンターなどは他社製品も取り扱っていますが、DTFプリンターで公式サイトに掲載しているのは自社製品のみ。
そのほか、こちらのページではDTFプリンターのメーカー・販売店一覧が確認できますので、ご自身で探したいという場合はご活用ください。
中国メーカー品も台頭してきているDTFプリンターの市場においては、もしもの際に“国内”で“すばやい”保守対応を受けられることは非常に重要。
そこで以下では、Google検索でヒットした11社のメーカーの中から、「国内での保守対応」について公式HPに記載があったメーカーをピックアップし、導入する事業所の課題に合わせておすすめの製品をご紹介します。
大量受注・伸縮素材など
柔軟な対応なら

空調設備が整っていない
低温・低湿環境への設置なら
複数店舗への設置で
デザイン印刷を提供するなら

Google検索「DTFプリンター」でヒットした11社のメーカー・販売店をピックアップ。その中でも公式HPに「国内での保守対応」について記載がある企業のうち、特徴的な3社をご紹介。(2023年11月20日時点)