衣類に直接プリントアウトできるガーメントプリンターは、利便性の高さで人気を集めています。しかし、メリットもあればデメリットもあるため、それぞれの情報をしっかり把握しておくようにしましょう。
ガーメントプリンターは版が必要ないため、シンプルデザインでも、複雑で細かいデザインやフルカラー印刷であっても作業工程は同じ。写真を印刷するのと同じような感覚でウェアプリントできるため、好きなデザインで1枚から気軽にプリントできます。
ガーメントプリンターは、Tシャツなどの生地に直接プリントを行います。フィルムを転写するワケではないため、仕上がりの手触り・風合いが良いのが特徴。フィルム特有のごわつきや、剥がれといったトラブルもありません。
ガーメントプリンターは衣類だけでなく、キャップ・バッグ・クッション・ハンカチ・靴下といったさまざまなアイテムに対応可能。手軽にオリジナルのアイテムを作成できるため、商品の付加価値を高めたい方、ノベルティを作製したい方などにも活用されています。
ガーメントプリンターで印刷を行う場合、素材によっては事前に前処理剤による表面処理が必要となります。この前処理を施さないとインクが生地に沁み込んでしまう、色がキレイに乗らないといったトラブルが発生します。
ガーメントプリンターで印刷したデザインは、それを定着させるために熱で圧着させます。そのため、プリント可能な素材は綿・淡色ポリエステル・淡色ポリ混紡の3種のみ。また、熱のかけ方によっては前処理部分が変色してしまう恐れがあります。
ガーメントプリンターを安定して稼働させるためには、ノズルがインクで詰まらないよう随時クリーニングを行う、インクが固まらないよう手入れを行う、といったメンテナンスの手間がかかります。
中国メーカー品も台頭してきているDTFプリンターの市場においては、もしもの際に“国内”で“すばやい”保守対応を受けられることは非常に重要。
そこで以下では、Google検索でヒットした11社のメーカーの中から、「国内での保守対応」について公式HPに記載があったメーカーをピックアップし、導入する事業所の課題に合わせておすすめの製品をご紹介します。
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Google検索「DTFプリンター」でヒットした11社のメーカー・販売店をピックアップ。その中でも公式HPに「国内での保守対応」について記載がある企業のうち、特徴的な3社をご紹介。（2023年11月20日時点）
